創薬研究所長

ベンチャー精神・チャレンジ精神
私たちはベンチャー精神・チャレンジ精神のもと、画期的な医薬品候補化合物の創製を行っています。創薬の研究開発の早いステージで専門性の高い国内外の製薬メーカー、開発ベンチャー企業への導出・共同開発を図り、開発リスクの回避・分散による効率的な開発戦略をとっています。従って、私たちの研究開発は新規性のある医薬品候補化合物を創製し、周辺化合物を含めた特許出願を行い、その権利を確保することに重点を置いています。
組織は機能別に分かれた研究室から構成されますが、創薬テーマごとに機能横断的なプロジェクト制を敷き、各分野の研究員が緊密に連携を取り、創薬研究を行っています。ほとんどの創薬テーマはその分野で最先端の研究を行っているアカデミアの先生方と共同研究を行っており、また、創薬研究の経験が豊富なアドバイザーの意見も常に聞きながら進めています。
近年ではAI などの技術革新が著しいデジタル技術を創薬手法に取り込むため、専門技術を有する企業・研究機関とのアライアンスにも積極的に取り組んでいます。当社が得意とする炎症・鎮痛領域の薬剤開発に限らず、画期的新薬につながる可能性のある創薬テーマにも積極的にチャレンジしています。

創薬研究は合成・薬理・薬物動態・安全性等の各分野の研究者が1つのチームとなって課題を成し遂げていくことが重要です。居室には全創薬研究員が同居していることから、常に横の連携を深め、迅速な情報の共有化が行われています。
若手研究員でも大きな組織の歯車の一つになることなく、自らのアイデアを実践できる研究環境が整っており、研究員のモチベーションは高く、一体感のある組織となっています。