仕事内容
MR(Medical Representative)とは医薬情報担当者のことで、財団法人医薬情報担当者教育センターの定義によれば「MRとは、企業を代表し、医療用医薬品の適正な使用と普及を目的として、医薬関係者に面接の上、医薬品の品質・有効性・安全性などに関する情報の提供・収集・伝達を主な業務として行うものをいう。」と定義されています。つまり、会社の代表として医薬品に関する高度な学術知識を有し医療の一端を担い人々の健康に貢献するという高い倫理観が求められます。MRの活動の場は、病院、診療所、保険薬局ですが、医薬品の適正な使用と普及のためには、医師、薬剤師その他医療従事者に面会し情報提供を行うことが基本となります。ときには医療機関で医師、薬剤師に対する説明会を開催したり、地域において勉強会や研究会などを企画運営することも重要な活動のひとつです。また、医薬品卸を訪問し、MS(医薬品販売担当者:Marketing Specialist)と共に情報活動を行うことも重要な業務です。このような情報担当者としての仕事と同時にMRは、製薬会社の営業的な側面も持ち合わせていますので、医師、薬剤師そしてMSとの人間関係の構築も非常に重要な要素となります。
職場の雰囲気
営業現場においては、現在20代の若いMRが全体の3分の1を占めており、明るく活気ある場となっています。営業という数字が求められる厳しい環境下ですが、みんなそれぞれが自分の役割を認識し、目標に向かってチームで課題を共有化しながら活動しています。そういった部分において非常にアットホームな雰囲気の中でMR活動を行っています。