“日本ケミファ”って、何の会社?
医療用医薬品(処方薬)の開発・製造・販売を中心に事業を行っている
日本の製薬会社です。
特長ある新薬とジェネリック医薬品の両方を取り扱っています。
その1
特長ある新薬の開発メーカー
当社は新薬の研究・開発を重ね、アルカリ化療法剤「ウラリット」や鎮痛・消炎剤「ソレトン」などユニークな薬剤を世の中に送り出してきました。これらの製品は、長年にわたって医療に貢献するとともに、まさに当社の「主力品」として収益の中心を担ってまいりました。近年においては、さらに活躍の場を広げるために新たな疾患領域への応用に関する研究を行っております。
また、他社から導入した新薬・長期収載品として、経口腸管洗浄剤「ピコプレップ」、マクロライド系抗生物質製剤「クラリシッド」を取り扱っており、当社製品ポートフォリオの強化に加え、ジェネリック医薬品事業とのシナジー創出に貢献しています。
さらに公的資金の支援を得て開発を進めているパイプラインを中心に、画期的新薬の開発を目指した創薬テーマにも積極的にチャレンジしています。
その2
新薬とジェネリック医薬品の両方を取り扱うメーカーへ
当社は新薬中心の製薬会社として長年にわたり研究開発・販売を続けてまいりましたが、日本の医療財政の面からジェネリック医薬品の重要性が増すことなどを見越し、2000年よりジェネリック医薬品事業へ本格的に参入しました。
その当時ジェネリック医薬品は医療関係者にも馴染みが薄く、新薬系メーカーがジェネリック医薬品を手掛けることは非常に珍しいことでした。しかしながら、一般的に新薬に比べて薬剤費が安いジェネリック医薬品を、品質を向上させ、しっかりとした情報提供を伴って、安定的に供給することは、医療関係者・患者さんからのジェネリック医薬品に対する信頼の向上につながり、結果として社会に貢献できるとの思いから、当社はジェネリック医薬品事業に力を注いでまいりました。
現在では、ジェネリック医薬品は、政府主導の使用促進策などもあり、医療関係者を含めて皆さまの信頼を得て広くご使用いただいており、市場は大きく拡大しました。これを受けて、当社のジェネリック医薬品事業も拡大し、売上・利益の大きな柱へと成長しました。