
将来はどういう会社を目指しているの?
当社グループは、「ジェネリック医薬品事業」「臨床検査薬事業」「新薬事業」を3つの事業ドメインと定め、それぞれの事業を発展させることにより企業の持続的な発展と企業価値の最大化を図っていきます。
領域や時間軸が異なる3つの事業ドメインをそれぞれに進捗、発展させ成果を上げることによって、まだ十分な治療薬のない病気に苦しむ患者さんのため、また患者さんの負担軽減のためにまい進しています。また、それらの取り組みを海外にも展開することでグローバルに貢献できる企業となることを目指しています。
ジェネリック医薬品事業
コスト競争力を高め、“質”を追求した特色ある
ジェネリック医薬品を提供する
高齢者人口の増加や国の財政状況を背景に医療費の適正化に向け、政府によるジェネリック医薬品の使用促進が図られています。当社は新薬だけでなく、ジェネリック医薬品の開発・製造・販売も一貫して手がける製薬企業として、患者さんや医療関係者のニーズを反映した高品質で経済的なジェネリック医薬品の提供に取り組んでいます。
臨床検査薬事業
スピーディーに検査結果がわかり、
いち早い診断や治療計画の作成に貢献する
アレルギー疾患や生活習慣病の患者が年々増加している中、医療機関と受診者の双方のニーズにお応えする臨床検査機器や試薬の開発に取り組んでいます。中でも、当社が開発したアレルギースクリーニング機器・試薬「ドロップスクリーン」は、1滴の血液から多種類のアレルゲンをその場で特定できる画期的な検査システムであり、POCT*による新たな市場を創造しています。
*Point of care testing 医療現場で実施される臨床検査
新薬事業
アルカリ化療法をはじめとする自社技術・ノウハウにより
開発した化合物を早期段階で導出する一方、
他社の有望なパイプラインの共同開発にも取り組む
自社の探索研究で見出した化合物を高い開発力を持つ国内外企業へ早期段階から導出する「ベンチャー型創薬研究」を基本方針としています。長年培ったアルカリ化療法の技術や知見を活かした展開に加え、開発パイプラインのさらなる拡充やAI などの技術革新が著しいデジタル技術を創薬手法に取り込むため、他の企業・研究機関とのアライアンス活動にも積極的に取り組んでいます。
海外展開
3つの事業ドメインを海外市場へ積極展開し、
世界で存在感を発揮する
当社は、継続的な成長を維持していくため、3つの事業ドメインを海外市場へも展開していきます。ベトナム工場において製造キャパシティー強化と低コスト化を実現するとともに、同拠点を成長著しいアジアを中心とした海外への足掛かりとして各国での販売チャネルの開拓を進めています。