1960年 埼玉県三郷市に 「草加工場」 開設

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1960年11月、新工場「草加工場」が操業を開始した。1959年7月に用地を取得してから1年後、工事着工からわずか5ヵ月後に生産開始というスピードぶりであった。それだけ需要の拡大が急で町工場の域を出ない幡ヶ谷工場ではとても応えることができなくなっていたためである。その後、5期にわたる工事を行い、1972年には当時市制施行間もない三郷市随一の高さを誇った6階建ての研究棟が完成した。翌1973年には、組織変更によりこれまでの研究部が研究所として歩み出すこととなった。