1950年4月、山口泰一郎、山口明などが発起人となって医薬品の製造販売を主たる業務とする会社設立の発起人会を開催。6月16日に資本金8万円、従業員10名の新会社「日立化学株式会社」が設立された。社名の由来は、敗戦の焦土から復興を目指す日本の国土や産業が立派に“日立つ”ように、また自分たちの事業もそれにあやかり発展成長するようにという、強い願いと理想をこめて名付けられたという。